【歩行のリハビリ器具として】 リハビリ用歩行器
歩行機能回復のためのリハビリ用
歩行器です。
接骨院様との共同開発で、「歩行は
上肢と下肢の連動動作である」という
思想に基づき製作しました。
上腕の揺動動作をハンドルで回転動作に
変えて、歩行器の前輪を駆動するものです。
弊社では接骨院様から機器のイメージを頂き、
デザイン提案、機構の構想設計、詳細設計、
試作までをさせて頂きました。
◆導入に至った背景
一般的な歩行器は、ゲージにしっかりと掴りながら押すものがほとんどです。
リハビリ初期にはこの歩行器が良いのですが、歩行がしっかりしてくると、上肢も含めた連動を取り入ることで、より早い回復が得られるとの考えで製作しました。
◆解決策
腕の揺動動作をリンクにより回転運動に変換し、歩行器の前輪を駆動しています。
これにより歩行時には上肢の動きも必要になり、上肢と下肢の両方の歩行リハビリが行えます。
◆効果
共同開発先の接骨院様で実際のリハビリに利用されました。
引き続き効果は検証中です。
◆弊社が対応した業務
アイデア出し、3Dモデリング(Solidworks)、機構設計、製作(アルミパイプフレーム溶接、タイミングベルト、クラッチ機構など)